視察ツアー開催報告

シンポジウムにご参加いただいた海外および国内の研究者の皆さんと一緒に、道東自動車道および帯広広尾自動車道の動物用施設の視察を行いました。25名と多くのご参加をいただき、知見を深めることができました。
ご協力いただいた、NEXCO東日本北海道支社の皆様、帯広開発建設部帯広道路事務所の皆様、そして終日ご案内いただいた帯広畜産大学柳川久教授に感謝申し上げます。ありがとうございました。

それでは、視察の様子を簡単にご紹介します。
今回の視察用に、道東の動物用施設のパンフレット(英語)を作成しました。

道東自動車道では、クマ用カルバートや、シカ用追い出し施設を見せていただきました。
こちらのカルバートでは、クマやキツネなどの利用が確認されています。この辺りはクマが生息している地域なので、電気柵も張られていました。

高速道路にシカが侵入してしまうと、なかなか出ることができず、追い出すのも大変です。
そこで、シカ追い出し用施設が作られています。

道東自動車道ではSAにバードハウスが作られています。
これは地域の子供たちと一緒に作られたもの。シジュウカラ、ニュウナイスズメなどの野鳥に利用されています。
駆けつけてくださったNPO法人フェザーブレンド様、ありがとうございました!

帯広畜産大学では、リスやモモンガに出会うことができ、みなさん楽しんでいらっしゃいました。
リスやモモンガは大学構内に生息しており、モモンガは研究用に飼育中のものを特別に触らせていただきました。
中には、モモンガを初めて見てファンになった、という研究者の方も。

 

視察二日目は帯広広尾自動車道を視察しました。
ここでは、モモンガ用、コウモリ用、シカ用の道路横断構造物を見せていただきました。

遠くに立っている塔がモモンガ用の橋です。これが道路左右に立っていて、モモンガが滑空して渡ります。
カルバート内にも丸太が渡してあり、歩いても渡れるようになっています。

ボックスカルバート内にバットボックスが設置されています(写真右)。
コウモリがこの中で休むことができます。

シカ用のオーバーパス。
もともとシカの移動経路になっている場所に作られたということで、シカの足跡がたくさんありました!

〆はシーニックカフェ忠類にて。
シーニックカフェ忠類は、小高い丘の上に、夏季の土日のみボランティアでオープンしているカフェ。
心地よい風が吹き、とっても素敵な空間です♪
カフェからは十勝らしい畑の風景が見渡せます(道路により分断化された森林の様子もよく見えました)。