研究発表会

おしらせ

第23回「野生生物と交通」研究発表会の開催が決定しました。詳細および発表論文の募集等につきましては随時掲載していきますので、今後のお知らせにご注目ください。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
※論文発表の申し込み受け付けは終了しています。

日時:2024年2月28日(水)
会場:市民文化交流プラザ クリエイティブスタジオ
   (〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目)
   ※Zoomによるオンライン同時配信あり(聴講のみ)
   ※懇親会は「DAFNE」にて開催。
   ※詳細については、開催案内 をご覧ください。

第22回「野生生物と交通」研究発表会は2023年3月3日に開催されました。
3年ぶりの現地開催となりました当日は、北海道環境生活部ヒグマ対策室の武田忠義による特別講演に始まり、3分科会、計10編の研究発表が行われました。パネル展示では6団体が展示発表を行いました。研究発表会後には3年ぶりとなる懇親会も開催され、互いに親交を深める場となりました。

第22回「野生生物と交通」研究発表会は土木学会のCPDプログラムに登録されました。受講証明書は発送済みです。
第22回 「野生生物と交通」研究発表会 開催報告

「野生生物と交通研究発表会」とは

「野生生物と交通」研究発表会は、個別に扱われがちな「野生生物」と「交通」に関する知識の情報交換の場として、2002年より毎年開催している研究発表会です。

自動車、鉄道、飛行機、船舶など、交通機関は常に技術的な進歩を続け、また、高速道路などの整備が進んだことによって、人や物の大量・高速輸送が拡大しています。このような交通技術の発展や交通インフラの整備は、野生生物と人間活動との接触機会を増やし、結果として様々な影響が顕著化しています。

例えば、エゾシカと自動車や鉄道の衝突事故(ロードキル)、鳥類と飛行機の衝突事故(バードストライク)もその1つであり、野生生物保護と交通安全の両面の課題となっています。また、交通機関の発達によって外部から多種の動植物が持ち込まれるようになり、そのような外来生物による生態系への影響も懸念されています。緑化活動においても極力自生種を導入することが求められるなど、交通インフラの整備における生物多様性の保存などが注目されています。

持続可能な社会システムを構築するためには、自然環境との調和が不可欠です。野生生物と交通にかかわる諸問題は、異分野にまたがる学際的な研究テーマであり、私たちの生活にも身近な問題でありながら、その情報交換の機会が極めて少ないのが現状です。

「野生生物と交通」研究発表会では、北海道だけでなく、全国各地から、学生、研究者、行政など、多くの方々に参加、発表いただいています。貴重なこの機会に是非ご参加いただき、活発な情報交換の場としてご活用いただければ幸いです。

研究発表会論文名一覧

これまでの研究発表会で発表された研究論文についてはこちらをご覧ください。

講演論文集

講演論文集は「エコ・ネットワーク」にてご購入することができます。上記リンク先よりお申し込みください。

第17回以前の研究発表会講演論文集については、第4回から在庫がございます。過去の講演論文集の購入および講演論文集に関するお問い合わせは、下記エコ・ネットワークまで直接お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

◆お問い合わせ先◆
「エコ・ネットワーク」 TEL: 011-737-7841 FAX: 011-737-9606 HP: http://econetwork.jpn.org